シャークのスティッククリーナーを購入して1週間
先週、これまで使っていた掃除機が甲高い音を発声するようになり、掃除中はとにかくひどくうるさい状態になってしまった。
購入からわずか5年しかたっていない日立製のキャニスター型の掃除機だったが、惨憺たるものだった。
・ヘッドのパワーブラシは回らない(無償交換で2回も交換してもらったが、結局数日で回らなくなったのでもうあきらめた)
・サイクロン式というわりに吸引力が弱く、何度も往復してもゴミが取れない
・ホースは亀裂が入り穴が開いたものをガムテープで補修
・そして最後には爆音
掃除機ってこんなに早くダメになったのは実家時代から考えてもない。いくら日立でも総合家電メーカーはもはやダメだと見切りをつけ、早々に小型家電回収サービスで引き取ってもらう手続きをした。
これで手元に掃除機はなくなったのだが、掃除は毎日するので近所のエディオンへその日のうちに向かう。コロナ対策の補助金で10%安く買えるのである意味ちょうどよかった。
で、買うならシャークとおもっていたので、店頭で手に取ってみる。評判では若干うるさいということは書いてあったが、店頭ではほかの掃除機も大して変わらないと思った。あとは少しやっぱり重めかなとは思ったが、何とかなるぐらいの重さかと思った。低い隙間も掃除しやすい折れ曲がるタイプ(flex)タイプのCS651Jも最初検討したが、そもそもそういう隙間はうちはテレビ台の下とレンジ台の下しかない。そのためだけに5,000円は高いので、折れ曲がらないタイプのCS601Jを購入した。
しかし、購入して分かったことがある。
・やっぱりうるさい。
店頭では周りの音などがあったため、まあ、耐えられる範囲かと思ったが、家で使ってみたらとにかくうるさい。ヘッドのブラシ部分に掻き取る為のゴム状のフィンがついているのだが、これがバタバタバタバタと音を立ててとにかくうるさい。ヘッドを取り付けないハンディクリーナー状態ならぜんぜん掃除機として耐えられる音なのだが、ヘッドをつけると電動のこぎりかと思うような激しい音がする。前掃除機の爆音よりはましだが、ましと思う程度で、とにかくうるさい。萎える。
・重い
スティッククリーナーははじめて購入したのだが、1.9kgというのが思ったより辛い。重さ的には一般的なスティッククリーナーの重さだとは思う。最初はキャニスター型と同じように片手で掃除したのだが、終わりごろには手が痛くなってしまった。次の日は両手を添えたのだが、それはそれで腰を曲げる体制が続くことになり腰が痛くなる。数日試してみて態勢的にはクリーナーをできるだけ床に対して直角になるように立てて持ち、体全体を使って移動することで、腕への負荷を下げるのがいいようだ、というのは分かった。ただ、実は若干ひざを痛めていて、それはそれで辛いが、腕が痛くなるよりはましだ。身長が低い人ならまだいいが、身長が高い人はパイプが伸ばせれば腰への負担も、扱いももうちょっとしやすいと思う。
・電池は2本はいらない
うるささもあってエコモードで使用していると、30分程度が最大利用可能時間となる。でもまあ、これはうちに限った話だけど、3DK程度の部屋なので、長くても15分もあれば全部屋掃除が終わる。予備用の電池が全く使用する必要がなく、過充電も嫌なので1本は充電器から取り外して放置。
・と、不満はあるものの、とてもよく吸う
前の掃除機の不満であった吸引力に関していえば、圧倒的だ。よく比較などで粒の大きいものは吸いにくいとか書いてあるが、そんな大きなゴミはない。毎日掃除するので、フローリングとカーペットの埃と塵をしっかり吸えれば十分だが、そこに関しては素晴らしい。思っていたよりもよく吸う印象。
重さへの対策(さらなる軽量化や重いモーター部を床近くに移す、スティックを支えるオプションを用意する)、うるささへの対策(静音ヘッドを用意する、エコモードよりも低パワーな静音モードを作る)などができれば、本当にいい製品になるのではないだろうか。
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